骨粗鬆症治療のUnmet Medical Needs(UMN)とイベニティ
イベニティの効能又は効果、用法及び用量
イベニティという選択肢の登場により、患者さんの利便性向上に期待
イベニティは、骨折の危険性の高い骨粗鬆症に対して、医療機関で月1回、12ヵ月皮下投与します。一方で、従来の骨形成促進薬は1日1回または週2回自己注射を行う、もしくは週1回医療機関で注射をします。自己注射が不要で一般的な来院頻度での治療が可能であるイベニティという選択肢が示されたことにより、患者さんの利便性向上が期待されます。
なお、イベニティの骨折抑制効果は12ヵ月の投与で検証されていますが、再投薬の制限は設けられていません。
【効能又は効果に関連する注意】(抜粋)
本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会・日本骨粗鬆症学会の診断基準における以下の重症度に関する記載等を参考に、骨折の危険性の高い患者を対象とすること。
- 骨密度値が-2.5SD以下で1個以上の脆弱性骨折を有する
- 腰椎骨密度が-3.3SD未満
- 既存椎体骨折の数が2個以上
- 既存椎体骨折の半定量評価法結果がグレード3